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早稲田佐賀高校ラグビー場に照明設備を寄贈「ラグビーの盛り上がりに貢献したい」中溝電業社（佐賀市）

佐賀市の電気工事会社「中溝電業社」は、早稲田佐賀高ラグビー部の専用ラグビー場（唐津市二タ子）に照明設備を寄贈した。全国高校ラグビー大会県予選を前に、部員たちは日没後も照明を活用して練習に励んでいる。

　同校ラグビー部は２０２１年４月に創設。東城内の校舎から約３キロ離れた九州電力旧唐津発電所の一角で利用されていなかったラグビー場に天然芝を整備し、同年秋から活動の拠点にしている。発光ダイオード（ＬＥＤ）の照明塔６基が９月までに設置された。

　中溝電業社の中溝栄次郎社長（５６）は有明高専（福岡県大牟田市）や関東、佐賀の社会人クラブチームでラグビーをプレーした。以前、母校に照明設備を寄贈した経験もあり、「佐賀県のラグビーの盛り上がりに少しでも貢献したい」と寄贈を決めたという。

　２１日に開幕する県予選に向け、主将の池田恭盛さん（１８）は「勝つことで感謝の気持ちを伝えたい」と話した。